学びのかたち

答えはそこにあるのに。という話。


何か新しいことを学ぶ時、わたしはすごく遅いかすごく早いかのどちらかだ。
振る舞いを確かめて理解することが得意だ。用意された未知の概念を読み解くのが苦手だ。

だからハマれば瞬間的に遠くまで見通せる。逆に何か納得できないことにつまずくと、そこにこだわり、囚われて、学習が進まなくなる。

わたしの周りには、地道にたくさんの文献を読み解いて、わたしよりずっと効率良く学習している人がいる。

それは羨ましいが、わたしはそのスタイルの勉強ができないたちだ。

たくさんのことを一気にやろうとして、小さなひっかかりを何とかしようともがいて、わやくちゃになり、結局得るものは無く、時間を浪費しただけとなる。

幾度も繰り返したパターン。

わたしはこれで開き直るしかないと思う。この尖り方を貫いていこうと思う。

これが、頭は悪くないが不器用なわたしが、人並みに器用さを身につけられる大事な突破口なのだから。